遅めに起床。雨。11月下旬の寒さと聞いていたから着込んで登校したら図書館が暑い。

 

 

また地下書庫

『創られた真実 狂信(ナチス)の時代 ドイツ作品群』

サルトル対談集』

 

 

 

 

ほんの些細な事で不愉快になってしまう。物事をぞんざいに扱ってしまう。後悔する。目を閉じる。音楽を聴く。反省する。

人が傍観者となりかつそれが2人以上になったときの、物事に対する目線ほど冷たいものはない。自分は今もこれから先も安全地帯にいるに違いない。自分が正しい。なんだあれは。おかしい。共感。連帯。幻想。自分の中にもそんな考えをする者がいる。どうしようもない

 

サルトル対談集からの引用

「私の中でそれよりもっと深味のある思想が生まれてきた。つまり各自の政治的(軍事的)罪の感情の問題なのだ。いたるところで、いかなる体制であるにかかわらず、人びとは時として自分たちの基本的行動が歪曲されるのをゆるすが、そのあとで罪の感情にとらわれる。その罪の感情はやがて、そいつから脱がれるために自分の周囲のものをすべて破壊すべきだ、という思想と結びつく。」

 

 

サルトルは世界がばかげている、不条理だとは思われないと言っている。世界は合理的だとまで言っている。

わかるような解らないような。 勉せん。勉せん。

 

ヴォルテールの『カンディード』を想起。読んでから最善説について考えていることが多い。気付いたら考えている。困った。作品の中で、どれだけ凄惨な事が起きても、どうしても最善説を肯定したい自分が消滅しない。

 

 

疲れたからゴールデンカムイのアニメ見た。

 

 

 

 

雨、止まない。これから市の図書館に行く。