『門』

朝 大学 雨

午前中 あまりに眠い 尽く時間が微睡みの中に消えた 犬を抱く夢  鞭撻 

 

夏目漱石の『門』を読んだ。描かれる内容を見ると、

三四郎』→『それから』→『門』という順番になっていると言う。知らなくて、見事にごちゃ混ぜで読んだ。

 

最初のうちは、夫婦の会話に時々笑みを漏らすような気持ちになりながら読んだ。しかし段々、夫婦の過去が明らかになる。明らかになるごとに、情景は完全な灰色になる。黒でもないのだが、白になる気配もない。

 

 

疲れた。1日天気と照合するような気分だった。これから「春雨物語」を読む。映画でも観たい。