好事魔多し。

 

朝から夕まで大学。夜からカフェ。

日没直後の空が妙に綺麗だった。iPhoneでは映らない

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夏目漱石の『坑夫』を読んでいる。漱石の作品今までで1番ペンでライン引く回数が多い。 (「彼岸過迄」と「道草」が未読…)

・「留まった足を不安の念に駆られて一歩前へ出すと、一歩不安の中へ踏み込んだ訳になる。不安に追い懸けられ、不安に引っ張られて、已を得ず動いてはいくら歩いても埒が明く筈がない。生涯片附かない不安の中を歩いて行くんだ。」

 

・「何でも人の居ない所へ行って、たった1人で住んでいたい。」

 

(人間の性格の変化する事、以前と言ってることが違うだろうと矛盾を指摘された時)

・「一旦責任問題が持ち上がって、自分の反覆を詰られた時ですら、いや私の心は記憶があるばかりで、実はばらばらなんですからと答えるものがないのは何故だろう。」

 

 

 

 

1番信じて欲しい人に信じてもらえないのは相当苦しい。結局自分を信じるのは自分しかないのか。

斯くまで疑られるとなんだか自分はまちがっているんではないかという気持ちになってくる。きちがいじゃあないのか…

 

もう苦悩すら求めるようになっている。重なる苦悩の先何があるか。

 

勉強中、ある考えが浮かんで、その考えのあまりの恐ろしさに本の内容も頭に入らず、じっとしていられないことがある。こんなに厄介なことはない

 

ペンとノートが無くなりました。新しいのを買うために生きます